蔵王開運回遊
蔵王地蔵尊
災難よけ・諸願成就
蔵王地蔵尊は、安永4年(1775)、蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅東約100メートルに、諸願成就・災難よけとして宝沢の庄屋によって、37年もの長い歳月をかけ建立された。
高さ2.34メートル、肩幅1.2メートル、膝幅1.8メートル、台座の高さ0.34メートルの坐像で、安山岩でできたお地蔵さま。
大祭は毎年6月(春季)と9月24日(秋季)。
蔵王大黒天
家内安全・商売繁盛
蔵王大黒天は、昭和56年(1981)、蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅・鳥兜山頂展望台に、蔵王温泉の商売繁盛と観光客の旅の安全を願い建立された。
西暦110年頃、日本武尊の東征に従った吉備多賀由が、矢の毒を癒しているうち、温泉を見つけて入浴したところ、 たちまち全快したので、日頃信仰している大国主命のおかげと、蔵王山頂にこれを祀ったと伝えらている。佛教の大黒天が、後に日本神話の大国主命と同一視され、七福神の一神として信仰されてきた。発見者の名をとって
多賀由温泉といわれ、その後高湯温泉に変わり現在の蔵王温泉になった。
例大祭は毎年10月5日。
蔵王大権現
不老長寿・五穀豊穣
蔵王大権現は、平成14年(2002)、蔵王スカイケーブル中央高原駅前に、山形市下宝沢(蔵王口)に鎮座する蔵王大権現の蔵王温泉礼拝所として建立された。
(像は昭和47年(1972)開眼)
蔵王大権現の躍動する勇猛無双な姿と三眼怒髪の大忿怒相は、
どんな悪魔をも降伏して、平和を招来する象徴とし、 更に、農耕をはじめ諸産業の頼もしい水の神として慕われ、崇敬された。
また、蔵王大権現は「山形花笠まつり(8月5・6・7日)」の祭神であるため、
8月4日に蔵王大権現(下宝沢)で前夜祭、8月8日の蔵王温泉の例大祭で、
笠納めも執り行われる。
TS-STONE
運気向上のPOWER STONE
TS-STONE説明
トニー・ザイラー氏(1935-2009)は、オーストリア・キッツビュールが生んだ不世出のスキー名選手で、昭和31年(1956)に開催された冬季五輪で、アルペンスキー史上初の三冠を獲得するなど、世界スキー界発展に献身的に尽力した巨星。
 ザイラー氏と山形蔵王の運命的な出会いは、現役引退後、俳優として活躍する氏が昭和35年(1960)に制作された日本映画「銀嶺の王者」。
 出演のため蔵王温泉に約1ヶ月滞在し、山形市民と交流しながら、撮影の合間にスキーを楽しみ、樹氷とパウダースノーを高く評価し、「Mt.Zao」は氏の声望とともに「世界の蔵王」となった。
 山形市は、昭和38年(1963)にザイラー氏の生地キッツビューエル市と姉妹都市の盟約を結び、昭和49年(1974)には、国際友好親善に果たされた氏の多大な貢献に対し「山形市特別名誉市民」の称号を贈り讃えた。
 TS-STONE(トニー・ザイラー顕彰碑)は、「日本スキー発祥100周年」の記念する平成23年(2011)、ザイラー氏が世界のスキー愛好家に贈った「好奇心」「体力」「意思」の三大指導理念と不滅の大功績を歴史に深く刻み込み、後世に永く伝え残すとともに、“霊峰・蔵王連峰の大自然の力”と“蔵王三大神の力”を結集した蔵王の新しいパワースポットとして、中央高原・パラダイス十字路(蔵王ロープウェイ鳥兜駅から1.2km)に建立された。
山岳信仰
蔵王は古くから信仰の山として人々の注目を集め、仁寿2年(851)、瀧山山頂(標高1,362m)に天台宗の高僧慈覚大師円仁が薬師如来を祀り開山した「瀧山(本宮)」、承和年間中(834~847)、温泉街に酢川神社として建立し、その後改名した「酢川温泉神社(口ノ宮)」、708年、熊野岳山頂(標高1,841m)に須佐之男命祭神として建立し、昭和27年(1952)に改名した「蔵王山神社(離宮)」の三社一宮となった。
瀧山

瀧山

蔵王山神社

蔵王山神社

酸川温泉神社

酸川温泉神社

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お問合せ

蔵王温泉観光協会案内所
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉 708-01
TEL : 023-694-9328

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