蔵王文学のみち 茂吉歌碑ガイドブック
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― 24 ―ふりがなひさかたの あめはれしかば ざおうのみ くもはこごりて ゆゆしくおもおゆ朗読ひさかたの天はれしかば△蔵王のみ雲はこごりてゆゆしくおもほゆ意味空が晴れ渡ったので蔵王だけが雲がかたまって滞り、疎ましく思える。雲がなく見えたら素晴らしいだろうに。「ひさかた」「天」を言う枕詞。湯の歌碑⓲の歌に続く作。小題、詞書湯の歌碑⓲に同じ。霜(昭和16年)蔵王四季のホテル 離れ湯百八歩平成28年(2016)伊藤八右衛門(第33代)注釈出典場所建立年建立者アクセスはこちらから湯の歌碑ひさかたの天あめはれしかば蔵ざ王わうのみ雲くもはこごりてゆゆしくおもほゆ

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