蔵王文学のみち 茂吉歌碑ガイドブック
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万ばんこく国の人来り見よ雲はるる蔵ざ王わうの山やまのその全またけきをとどろける火はをさまりてみちのくの蔵ざ王わうの山はさやに聳ゆる― 17 ―ふりがなばんこくの ひときたりみよ くもはるる ざおうのやまの そのまたけきを とどろける ひはおさまりて みちのくの ざおうのやまは さやにそびゆる朗読万バンコク国の人来り見よ□雲はるる蔵意味注釈小題「蔵王山」2首。出典場所建立年建立者昭和25年「新日本観光地百選山岳の部」で、蔵王が第1位になったとき、東京に住んでいた茂吉がわがことのようによろこび蔵王山と題し発表した2首。これにより堀田村→蔵王村。高湯→蔵王温泉。金井駅→蔵王駅。宮城県側宮村と円田村(合併)→蔵王町と地名が変更。みちのくの蔵王の山が一等に当選をして木あけび通霜さぶ「つきかげ」昭和25年ひいでつつ天あめが下したなる厳おごそかさ山やまがた形あがたの蔵ざ王わうの山は※当時山形県東京事務所長の鈴木啓蔵に宛てた書簡にある歌つきかげ(昭和25年)上の台昭和46年(1971)蔵王温泉観光協会キタザオウマタ王の山の△その全ソビとどろける火はをさまりて△みちのくの蔵王の山はさやに聳世界中の人が観光に来て見て欲しい。晴れ上がった蔵王の山のこの全貌を。(新日本観光地百選日本一になったわが蔵王の山を)昔は活火山で火がとどろき噴いたが今は東北の誇る蔵王としてさやかに聳えている。安心をして来て親しんでほしい。けきをゆるアクセスはこちらから湯の歌碑

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