蔵王文学のみち 茂吉歌碑ガイドブック
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― 10 ―ふりがなひんがしの ざおうをこゆる ときかぜは きのうもきょうも たゆることなし朗読ひむがしの蔵日も断ゆることなし意味ザオウ王を越ゆる疾トきかぜは△昨東に見える蔵王を越えて吹く疾風(速く吹く風)は昨日も今日も吹いて絶えることがなかった。自然のありふれていない姿だ。小題「最上平野を過ぐ」の1首。(ここから見える蔵王である)ともしび(昭和3年)蔵王中央高原・片貝沼畔平成30年(2018)歌人斎藤茂吉蔵王文学のみち実行委員会・一般社団法人山形市観光協会注釈出 典場 所建立年建立者キノウ日も今キョウアクセスはこちらから山の歌碑❺ひむがしの蔵ざ王わうを越ゆる疾ときかぜは昨きのふ日も今けふ日も断ゆることなし

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