蔵王文学のみち 茂吉歌碑ガイドブック
10/32

― 8 ―ふりがなゆききえし のちにざおうの たいようが はぐくみたりし こまぐさのはな朗読雪消えし△後に蔵王の太陽が育みたりし△駒草のはな意味注釈夏になって雪の消えた後の蔵王の太陽が育んだものだ、この駒草の花は。詞書「七月八日歌碑を見むとて蔵王山に登る 同行岡本信二郎、河野与一、河野多麻、結城哀草果、高橋四郎兵衛の諸氏」南の歌碑(蔵王防平)参照。歌かひ碑のまへにわれは来りて時のまは言ことぞ絶たえたるあはれ高たかやま山やわが歌碑のたてる蔵王につひにのぼりけふの一ひとひ日をながく思はむ自生の駒草の花(今も自生している)。寒雲(昭和14年)蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅平成30年(2018)蔵王ロープウェイ株式会社出典場所建立年建立者アクセスはこちらから山の歌碑❸雪消えしのちに蔵王の太たいやう陽がはぐくみたりし駒こま草ぐさのはな

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る