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十二花月 山形を紐解く 春 夏 秋 冬 二の丸大手門 蔵王温泉 お釜
春

雪がくれた恵みを存分に吸収した山形は、春の訪れを告げる桜が各地で満開になります。雄大で時に厳しい山形の自然が育んだ、いきいきとした桜をぜひご覧下さい。

夏

かつて日本の最高気温を記録したほど暑い山形。夏の風物詩たちは、その気温に負けないほど元気で明るくみんなを楽しませてくれます。 そんな山形を、緑豊かな自然と共に満喫してみませんか。

山形の秋はラ・フランスに代表される果物や、はえぬきといった新米が食卓を賑わせます。風物詩となっているいも煮会はもちろん、山々を彩る紅葉は隠れた名所のひとつとなっています。

秋

山形の冬といえば、厳しい寒さと豪雪の印象がありますが、そこから生じる樹氷や霧氷の銀世界、スキーをはじめとするウインタースポーツ、雪見露天風呂といった冬ならではの楽しみが満載です。

冬
中央市街地
山形城の面影
城下町の神社仏閣
江戸、明治、大正…時代が交差する街
約1900年愛され続けている、山間の名湯
広がる大自然の中トレッキングを愉しむ
楽しみ方色々、冬の蔵王

絶景の中に古刹がたたずむ、芭蕉ゆかりの地
足をのばせば、そこにも、名所旧跡・大自然

 山形城の大改修をはじめ城下町の造成、商工業、交易、文化などの発展、最上川舟運交通網の整備、庄内平野の開発にも努め、現在の山形の礎を築いた、戦国時代の武将です。
慶長5年(1600)、出羽の関ヶ原「長谷堂合戦」で、徳川方として豊臣方・上杉景勝の重臣・直江兼続と戦い、勝利の功績により57万石(実高最上百万石とも呼ばれる)の全国第5位の大大名となりました。
また、文人としての才も備え、連歌では戦国大名中随一といわれています。

長谷堂合戦図屏風左右隻(個人蔵)


 村山地方では、江戸時代初期から本格的に紅花が生産され、京都方面へ移出されていました。
京都では高級布地の染料や口紅・食紅の原料として使われていたため、紅花商人が財をなしたといわれ、紅花は山形に多くの富と文化をもたらしました。

紅花文化を伝える紅花屏風
(青山永耕筆・山寺芭蕉記念館蔵)県指定有形文化財

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